東京湾に浮かぶ軍事遺構「第二海堡」ツアーと横須賀探索・「cachette」でパフェ活

2022年
*2022年6月5日*

第二海堡

コロナ禍中に知って、行きたいと思っていた第二海堡についに行ってきた。

海堡についてはWikipediaをご覧ください。

海堡(かいほう、かいほ)は、海上に人工的に造成した砲台を配置した、洋上にある要塞の一つである。日本では東京湾明治大正に建設された複数の海堡が存在している。

第一海堡、第二海堡は千葉県富津市、第三海堡は神奈川県横須賀市に属する。

日本の海堡

日本は明治から大正にかけて、大日本帝国陸軍大将山縣有朋が、大日本帝国要塞化を主張。東京湾には千葉県の富津岬沖から、神奈川県の観音崎沖側にかけて首都防衛のために3か所の人工島が造成された。

引用:Wikipedia「海堡」

 

ツアーはいくつかのツアー会社から出ているけど、今回はこちらを利用。

8:20三笠公園集合だったので、なんだかんだで朝5:30起き。

最寄り駅を7時前発車の電車に乗って、8時に京急の横須賀中央に到着。急いでいたので駅の看板撮るの忘れちゃった。お出かけの度ちまちまと毎回撮影しているのに…

横須賀中央には以前猿島へ行くときも来たのだけど、駅周辺のことは全く記憶になく、船乗り場近くの道だけ覚えてた。謎の記憶。

猿島に一緒に行った友人と今回も行ったのだけど、友人はなんの景色も覚えてなかったみたい笑

ちょうど8:20に集合場所の三笠公園 東郷平八郎像の前に到着。

海チームと山チームに分けられて、私たちは山チームに。9:00出航の船で出発です。

乗船時に頂いたお水。この日は曇りがちだったものの、雲越しに太陽を感じで蒸し暑い感じ。とてもありがたい。

お船に乗ると旅という感じがしてくる。

船内のお兄さんのお話で知ったのだけど、このクルージングが無事催行されるのは1/2の確率だそう。ちょっとで波が立つようであれば中止になってしまうみたい。

当たり前に来てしまったけれど、ちゃんと海堡まで行ける天候で良かった。

船は私たちが乗った1階と、屋根のない2階がある。結構遅めに乗ったので行きは1階。

船旅のご様子。

途中猿島を通り過ぎまして、浦賀水道航路を行き交う貨物船や護衛艦などを見ることが出来る。海上も様々なルールがあるんですな。(参考:東京湾商船航行情報図東京湾・相模湾 安全チャート

9:30 第二海堡に上陸

そうこうしていると第二海堡に到着。接岸時の景色がもう良い。

下船です。

神奈川県横須賀市から東京湾海上を千葉に向かってだいぶ進んできまして、第二海堡の所在地は千葉県富津市でございます。

第二海堡に向かう海上で前方に富津市が見えていまして、海堡までくると富津市はだいぶ近くになります。

さらに南の方を見ると観音崎、北を見ると横浜みなとみらいのランドマークタワーが見たりなどし、東京湾とその周辺の景色を楽しめるのもよいのです。

上陸後早速のなんとも言えない雰囲気。

海堡巡りはチーム毎にガイドさんがついて周ってくれる。

上へ登っていく。

上に設置されているソーラーパネルはこの第二海堡で使う電力用だそう。

海堡西端 15cm加農砲跡へ

ソーラーパネルの裏側の道を通って第二海堡の灯台へ。

朝はくもりで我慢できる程度のやんわりした雨がパラつく時もあったのに、第二海堡上陸後に良い感じに晴れてきた。同時に気温も上がっていく。

立派な灯台に到着。

明治からの歴史。

灯台の左右には15cm加農(カノン)砲の砲塔が。

海上自衛隊 新型護衛艦最上に遭遇

第二海堡をさらに横須賀側に進むなか、洋上に海上自衛隊の新型護衛艦「もがみ」が。

そして慌ててムービーを。

このムービーを撮ったのはこの看板の下から。

上陸した場所にも同じ看板があったのだけど、そちらは色褪せて字が消え気味の看板で、「もっといい立入禁止の看板があるから」と言って連れられてこられたのがここ笑

ガイドさんは女性の方だったのだけど、お話が面白くて陽気な素敵な方だった。

そしてさらに進む。

洋上の要塞。改めて。

そして到着、こちら15センチカノン砲跡。かっこいい。

ここが第二海堡西側の先っちょで、ここから東側に移動します。

先ほど見た灯台や砲台跡を上から見たところへ戻るのではなく、砲台跡の土台部分が見える方へ。

道中に落ちているレンガの破片のいくつかに印がついたものが。これはどこで作られたレンガかを示すものだそうで、現在の東京拘置所(当時は小菅集治監)の囚人労働の一環として煉瓦製造が行われていたとのこと。

たまに国だかの管理の方がレンガや面白い部品が落ちているのを見つけて、見やすいところに置いてくれてるんだそう。ガイドさんが「この間は無かった」と言っていた。

折角見えるところに置いてくださったので写真撮影…おそらくどこかのドアノブ。笑

砲台の土台

到着しました、砲台の土台側。

先程見た灯台を下から。

この砲台の土台は、地中に埋まっていたものが地上に露出したものだそう。貴重な部分だ。

めちゃくちゃ大きい。

海堡の東端へ

ここからさらに東に進みます。

階段を上りますと、第二海堡中央部にある指揮所に。

やたらにかっこいい。

ちなみにガイドさんが興奮して説明してくれたのだけど、こちらの場所は松田優作主演の「蘇る金狼」というい映画で撮影に使われたらしく、検索したら確かに松田優作氏がこの場所で銃を構えてる画像が出てきました。

第二海堡の東端(千葉側)。

第二海堡は国土交通省管理で、立ち入れないエリアや写真禁止のエリアもあって、西端は入れないエリア。

ということでギリギリ行けるところからのお写真です。

こちらは先程見てきた西側を望むショット。

ソーラーパネルの脇を通って、船着場の方へ。

船着場までは降りずに煉瓦伝いに歩く。

到着したのがこちら。

第二海堡には、「掩蔽号(えんぺいごう)」という砲台跡や砲台を繋いでいたレンガ造りの地下施設があって、こちらはその跡。

今は埋められてしまったけれど、かつてはこの地下施設の中で生活してたんでしょうか。秘密基地的な気持ちで覗いてみたかった。

レンガが素敵で色々撮った写真たち。

だいぶ日が上ってきたところで、第二海堡とはさよなら。

さよなら第二海堡…

11:00 三笠公園に帰還

9時に三笠公園を出港して、11:00に三笠公園に帰還。片道役30分ほどだったので、第二海堡には1時間ほど居たみたい。

往路は山チームが船の下の階だったので、復路は2階のお席。猿島がよく見えたので撮影。

三笠公園に戻ったあと、横須賀の中心部に向かう。猿島の時に絶対一回来てるのに、何の記憶もないんだよな…

横須賀中央駅 周辺散策

中心地かはわかりませんが、横須賀のスクランブル交差点です。どこにでもいる新堀ギター。

 

市場食堂でランチ

お昼はよく食べがちな海鮮を横須賀でも。

横須賀=海軍カレーのイメージしかなかったけれど、横須賀といえばハンバーガーらしい(有名?)。で、そのどちらでもない海鮮を食べて帰ってくるという…笑

 

海鮮美味しかった!朝早くから遠足に来てたので味噌汁の塩分が染みます。ご飯も硬めでよかった。(硬さにうるさい)

街散策 どぶ板通り

なんだかんだ横須賀のことをほとんど知らないので、しばし散策。

どぶ板通りに行ってみます。

 

序盤でアツそうなお店を見つけた。

カレーいっぱい売ってて買いそうになったけどやめました。

どぶ板通りを歩いているとハンバーガー屋さんがちょこちょこあって、本当に有名なんだ〜と思ったりなどした。

どぶ板通りでどこかお茶しに入ってもよかったけれど、事前に行きたいお店を用意してたので再び横須賀中央駅方面へ戻ることに。

ハンモックカフェ「cachette」

まだ13時前とランチ時だけども、多分人気のお店だからお茶の時間だと埋まっちゃいそうだな、と思い早々にカフェへ。友人共々どんどん胃に入るタイプ。

どぶ板通りから横須賀中央駅に戻る三崎街道から一本入った場所にひっそりある、ハンモックカフェcachette。

店内は、想像した雰囲気とは違いめちゃくちゃ可愛い空間。

奥のカウンターが空いていたのでそちらに。

店名にハンモックカフェと付いていますが、カウンターのさらに奥にハンモックのお席があった。メルヘン…(?)

そしてこちらでパフェ「チョコレートアネット」を。

内装もプレートもこだわりがすごい〜!なかなかこういうキュートな空間に行かないので新鮮。

こういう空間でありながら、店内は静かだし男性お一人で来てる方もいて、かなり寛げた。

このお店はインスタで見つけたのだけど、パフェ1つしかないのかと思ったらめちゃくちゃ沢山のパフェメニューがあって逆に困っちゃった。どれも食べたくて。笑 

チョコミントパフェと迷ったけれども、結局チョコ、ベリー、ピスタチオと色々楽しめるこのパフェに。チョコが濃厚で美味しかった。

 

趣味の話から仕事の話まで色々話しながら、なんだかんだ16時近くになっていた。

帰りも横須賀中央駅の看板を撮ることを忘れて大変悔やんでいますが、かなり楽しい1日でした!

前は山とか森の方が好きだったけど、最近は海の良さも分かってきてどちらも最高だなと思っています。湾もよかった!

 

ではでは。

各種リンク

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました