【白金台/目黒】アール・デコの貴重書｜東京都庭園美術館とカフェ・庭園

あまり白金台というスポット単体で行くことないなと思っていたけれど、思い返すと割と行っていたし、結構見るものありますね。

というところで、今回はまだ行っていなかった東京都庭園美術館です。

東京都庭園美術館

東京都庭園美術館は目黒駅と白金台駅のちょうど中間くらいにある美術館。

JR/東急目黒線の目黒駅から徒歩7分、都営三田線・東京メトロ南北線の白金台駅から徒歩6分となっております。

この日は６月初旬。今回は目黒駅から徒歩で行ったけれども、すでにかなり暑く初夏という感じでした。

東京都庭園美術館のWebサイトによると、

東京都庭園美術館は、1933年に建設されたアール・デコ様式の旧朝香宮邸とその空間をいかした展覧会、緑豊かな庭園を楽しめる美術館です。

とのこと。今は蜷川実花さんの展覧会をやっているそうです。

今回私たちが見に行ったのはこちら。

アール・デコの貴重書。

わたくしは建築の知識はまるでないですが、素敵な建物の中を巡れるというのは単純に興味が湧きますね。

中に入ると大きな広間があって、そこから2回に上がる階段や各部屋へ繋がっている。

旧朝香宮邸ということで、こんな広々とした空間にお人がお住まいだったんですね。市民感覚だと持て余しそうです。

外交時の写真撮影用に座らされそうなソファ。とっても座り心地ええんやろうな。

 

照明が大変素敵。

この部屋に限らず、照明や通気口、窓といった細部まで素敵で、とてもこだわりを感じる空間になっています。

この日は快晴だったので、室内から見る景色も良い。緑と空の青と光加減がいいですね。

 

3羽揃いのペリカン…。

扉ひとつひとつも凝っている。

 

そして照明たち。

照明も通気口も素敵シリーズ。

個人的に一番好きだった照明と通気口。

照明の感じと通気口の色がマッチしていて良かった。

 

こちらはお食事の部屋。

こちらのお部屋の照明は、フルーツかな？食材がモチーフとなっております。凝ってるなあ

光もふんだんに入るようになっている。

 

面白かった書物や展示物など。

受領証綴。

エルメス。映画に出てきそうな書類。

 

1925年パリ万国博覧会時の、日本出品者向け手引き。表紙のデザイン素敵。

 

こういうの大好き。かっこいいな〜

 

雑誌BAZAAR。現在はK-POP関連でBAZAAR KOREAにお世話になっております。

 

そしてまだまだ続く素敵照明。

部屋、踊り場などどこの照明もそれぞれ違う。

こちらの窓は、階段を降りて反対側に行くとこんな感じに。

素敵なデザイン。

 

途中から2階に上がっていたんですが、最後に窓側やバルコニーエリアで一息。

自室からの眺めがこれだったら最高ですね。港区にいながら窓の外には豊富な緑が見える生活。

 

NYのセントラルパークのミニ版に思えてきました。セントラルパークに行ったことはなく、ゴシップガール（懐かしい）のイメージしかありませんが。

カフェ・庭園

旧朝香宮邸を巡り終え、新館へ。新館内にあるカフェに向かいます。

人が多かったので写真は撮っていませんが、新館にはお土産屋さんとカフェ庭園があります。

カフェ庭園はかなり人が待っている様子で、諦めるか否か…という具合。待ちリストを見ると結構待ちそうだけれど、書くだけ書いて離れてしまった人もいるようなので待つことに。

お席は屋内とテラス席があり、テラス席が人気のよう。スムーズに入れることを優先して開いた席でOKとしていたら、運良くテラス席が空いたタイミングで順番が来た。何分待ったかは忘れましたが、多分１時間足らずだと思います。お土産屋さん見たりしてたら割とすぐに時間が経ちます。

今回の展示限定の特別メニューのココパルファムにしました。

 

見た目濃厚そうだけどさっぱりしていて美味しかった。何よりロケーションがいいですな〜

この日はノースリーブで来ていたけれど、夕方になると少し肌寒くなった。日中はすでに猛暑ではあるものの、待っだ６月初旬ですからね。

結構長くあれやこれやとお話しまして、17時半過ぎにカフェを出る。

東京都庭園美術館は18時閉館なので、最後に庭園を散策。

落ちていく太陽。

14時前から夕方までたっぷり楽しみました。知らないこととか新しいことに触れるの楽しいよね〜

白金台、お高い住宅が立ち並んでいるだけかと思いきや、冒頭に書いたように色々見るところがあるのでオススメです。

 

ではでは。