出典:東急電鉄 世田谷線
1沿線を通しで歩ける路線とすると、路線の長さや駅間の距離などを考慮すことになりだいぶ限られる。
ということで過去の沿線散歩は東急多摩川線を歩いたきりで、次は世田谷線かな〜と思っていたところにコロナになったので、すぐには行けずだったのです。
ということで今回は三軒茶屋からスタートで行きます〜!
11:06 三軒茶屋駅(1/10駅)
ということで三軒茶屋駅。
三軒茶屋駅までは自転車で行ったので、まずは駐輪場へ。
日頃は買い物やジムなど近所に行く用途でしか自転車を使わないので、駐輪場がどれだけ空いてるものなのかとかも不明で若干不安だったんだけど、最初に入ったところで無事駐輪できました。
駐輪場から駅の方へ。三軒茶屋めちゃくちゃ混んでる。
三軒茶屋の駅に到着。ここからスタートです。
マップを見ると、次駅の西太子堂駅まではあっという間のよう。
短い駅間の道中で招き猫電車に遭遇。
招き猫電車は世田谷線50周年記念企画のひとつみたい。こんな企画やってるの初めて知った。
世田谷線50周年記念企画のひとつとして、5月12日から幸福の招き猫電車が運行しています。初登場したのは2017年9月の玉電開通110周年記念イベントですので、覚えている方も多いのではないでしょうか。招き猫発祥の地である豪徳寺の協力を得て、300系電車全体に招き猫があしらわれています。つり革が招き猫になっていて、車内の床には足跡もデザインされているほか、今回は車体前面の猫耳と連結部分の鈴のデザインが新たに加わりました。
引用:東急世田谷線 50周年特設サイト「幸福の招き猫電車」
11:10 西太子堂駅(2/10駅)
わかってはいたけれど秒で着く次の駅、西太子堂。たったの4分です。
Google Mapsを見ながら面白そうな場所があれば立ち寄ろう、というスタンスで歩いているので、こちらで早速寄り道する。
目的地の道中で緑道を発見。住宅地の緑道好きなんだよね
そこから細い路地を進んで目的地に向かいます。
11:17 太子堂八幡神社
ということで到着しました太子堂八幡神社。
マップで見て適当に歩いていきたので正面では無いところの入り口に到着しました。
七五三か〜!日頃全く考えていなかった…3月くらいかと思ってました。多分ひな祭りとかぶってる。
七五三のお祝い(?)に謎のウサギがおりました。
家に帰ってあとから調べたら、本物のうさぎがいるみたい。ちゃんと現地で調べるべきだったな!
そしてせっかくなのでおみくじを。
かわいい鳥。なぜ鳥なのかは不明です。
吉だ〜!よかった!
帰りはきちんと正面から帰ります。
太子堂八幡神社を出て次の駅へ。途中で環七にぶつかった。
環七を越えるとすぐに次の駅に着きました。
11:31 若林駅(3/10駅)
若林駅に到着。寄り道したので20分くらいかかりました。
世田谷線沿線は常に線路に沿って道路があるわけでは無いので、なるべく線路近くを歩けるようにうねうね歩きつつ住宅街も巡る。
世田谷荘というアパート?かな?良い感じの雰囲気を出していた。
世田谷線の線路の反対側に行ったほうが沿線沿いを歩けそうだったので、しばし住宅街を移動する。
線路を越えて南側へ。
路線付近をてくてく歩くと、次の駅に着きます。
11:41 松陰神社前駅(4/10駅)
松陰神社前駅につきました。
駅名の通り松陰神社の最寄駅。松陰神社はすでに2回行ったことがあるので、今回はスルーです…
そういえば今日は11時ごろに雨がパラつくらしいとYahooの雨雲レーダーで言っていたんだが、今のところ降ってないな。
松陰神社前駅から次駅までは線路と並行して道があった。ありがたい。
途中まで普通の道なのだけど、マップを見ると途中から細まった道になっている。果たして通れる道なのか不明だけれども、とりあえず進んでみる。
するとその道は墓地の裏の道(墓地の敷地内)でした。そのまま次の駅に繋がっててちょっとウケた。これでいいんか。
ちなみに世田谷線の駅に改札は無く、乗車時に車内でICをタッチするバスみたいな仕様となっています。だから墓地から直で駅に行ける。
私は霊感皆無なので何も気にはなりませんが、こんな繋げ方もありなんやな。
11:46 世田谷駅(5/10駅)
ということで墓地の敷地内の先に辿り着いた次駅、世田谷駅。5分で着きました。
墓地側から入った駅のホームを通り抜けて、反対側から撮影しております。
世田谷駅周辺。
前に何かしらを食べにカフェに行ったことがあり、目当てのメニューが売り切れだった記憶があってこの道も通ったのだけど、肝心のお店は覚えていませんでした。今もあるのかしら…
次駅の上町を目指して歩く。途中で上町銀座会という文字が。
全国いろんなところで見かける銀座。世田谷にもいました。
大通りにはもっと立派な塔?があった。
11:51 上町駅(6/10駅)
再び5分で次の駅に到着。上町駅です。
上町駅では気になるところが2つあるので寄り道。
おそらく向こうに見える森っぽいところが行きたい場所だと思われる。
歩いている道は城山通り。
再び緑道に出会いました。
そして到着したのがこちら。
11:55 世田谷城阯公園
世田谷城の跡地とその周囲を公園にしたみたい。
そもそも世田谷城というものがあったことを初めて知りました。だいぶ前に廃城になったみたい。
なお、世田谷城は、初代吉良氏が南北朝の頃、関東管領・足利基氏から、戦の手柄により、武蔵国世田谷領をもらいうけて築城したのが始まりであると言われています。
以後、吉良氏八代、二百数十年の間、居城として栄え、吉良御所、世田谷御所と呼ばれました。
1590年(天正18年)豊臣秀吉が小田原の北条氏を滅ぼしたとき、北条氏と親戚関係にあった吉良氏も運命を共にしたため、廃城となりました。引用:世田谷区「世田谷城阯公園」
とりあえず目の前にあった石段を上ったりなど。
大きいどんぐりがたくさん落ちてた。
こんな感じで、お城周辺だったらしい石垣の周囲を周ったり上ったりするだけ。結構土が湿っていたので、スニーカーが汚れそうだなと思い早めに公園を出ました。
12:01 豪徳寺
世田谷城阯公園を出て、すぐ隣りにある豪徳寺へ。
参道は松並木になっております。すごく雰囲気が良かった!
少し紅葉になっている景色がよい。
豪徳寺の三重塔。よい写真スポットであった。
敷地内の奥に進むと、招き猫がいました。
なぜ招き猫なのか…と思いつつその時は調べなかったのだけど、こういう所以があるみたい。
ある日、この地を通りかかった鷹狩り帰りの殿様が、お寺の門前にいた猫に手招きされ、立ち寄ることに。
寺で過ごしていると、突然雷が鳴り雨が降りはじめました。
雷雨を避けられた上に、和尚との話も楽しめた殿様は、その幸運にいたく感動したそうです。
それが彦根藩主の井伊直孝でした。
豪德寺は、直孝に支援され、寛永10年(1633年)に再興しました。その後、豪德寺では、福を招いた猫を「招福猫児(まねきねこ)」と呼び、
お祀りする招福殿が建てられました。招福殿には、家内安全、商売繁盛、
開運招福を願うたくさんの参詣者が訪れています。
堂内には招福観音菩薩立像が安置されています。引用:豪徳寺「豪徳寺と招福猫児」
豪徳寺でもおみくじを発見。
冒険せずに吉で確定(?)しておきたい気持ちが一瞬よぎるも、そう思った時点で負けを選んでる(??)気がするので引くことにする。
やった〜!再び吉でした。
これは残りの2ヶ月ちょいは吉で過ごせるのかもしれない。そう思い込んで生活しようと思います。
豪徳寺を出たら次駅に。といっても上町駅から豪徳寺方面に向かうと自然に次駅に近づいていたので、次駅はすぐそこ。
12:20 宮の坂駅(7/10駅)
たくさんの寄り道を経て次駅の宮の坂駅に到着。30分程寄り道していたようです。
そのまま線路沿いの道を次駅に向かうつもりでしたが、マップを見ると線路の反対側に神社があるみたい。
ということで、線路を渡って向かいます。
線路中央で立ち止まれることがあまりないので定期的に線路のお写真。
そもそも電車が地下化してたり高架化してたりが多いので、踏切自体に遭遇する機会があまりないのよね。
12:21 世田谷八幡宮
秒で着く、本当に駅のすぐそこにあった世田谷八幡宮。
こちらも七五三。七五三の写真撮影に来ている家族の方がいました。
広々とした境内。ジンクスや願いとかをあまり深く信じるタイプではないものの、神社に行くと感謝をお伝えしないとな…という気分になって心をリセットできる。不思議。
そして再び見つけてしまったおみくじ。だよね。神社だもん。
そもそも度々おみくじを引いていいもんかわかりませんが、ここまで来たら自分に負けられない(?)ので引きます。
大吉だ〜〜〜!!
吉という現状で保身に走らず引き続けた結果の勝利かな(ただのおみくじです)挑戦し続けることが大事だとおみくじが教えてくれました。(ただのおみくじです)
12:37 山下駅(8/10駅)
世田谷八幡宮をあとにして次駅の山下駅へ。
山下駅は小田急線の豪徳寺駅と交差していまして、宮の坂駅側から行くと先に豪徳寺駅に出会いました。
結構栄えている感じの豪徳寺駅。
小田急線の高架下を通過すると世田谷線の踏切が見える。山下駅に到着です。
世田谷線と小田急両方を「豪徳寺駅」にしても良さそうなのに、世田谷線が山下駅なのはなにか揉めたりしたんかな…とか思って調べたら、このような考察があった。
先輩である世田谷線には、1925年の時点で、三軒茶屋方から上町、豪徳寺前、宮ノ坂、山下と駅が並んでいました。
つまり、世田谷線にも豪徳寺にちなんだ駅が存在していたことになりますが、ややこしいのは宮ノ坂駅が現在の宮の坂駅とは違う駅であるという点です。
世田谷線の豪徳寺前は豪徳寺のすぐ近くにあり、まさに最寄駅であったといえます。1927年に小田原線が開業する際、小田急は駅名に豪徳寺を採用しました。
世田谷線とは駅名が少し異なるものの、この時点で厄介な状態が発生します。
小田急と世田谷線の乗換駅は豪徳寺駅と山下駅、豪徳寺の最寄駅は世田谷線の豪徳寺前駅、とても面倒なことになりました。しかし、この付近の世田谷線の駅が近すぎたからでしょうか、1945年に豪徳寺前駅と宮ノ坂駅を統合して中間地点に新しい駅を設置、新たに宮ノ坂(現在の宮の坂)駅としました。
宮の坂駅は最も豪徳寺に近い駅ですが、このタイミングでここを豪徳寺に関係する駅名にしてしまうと、小田急の豪徳寺駅との関係で紛らわしいことになるため、意図的に避けたのでしょう。引用:Odapedia「小田急の豪徳寺と世田谷線の山下はなぜ駅名が異なるのか」
明確な理由は不明みたいだけど、とりあえず小田急が強そう。こちらは私の偏見です。
山下駅から次駅に向かって北に進む。
再び緑道にぶつかったのでお写真。
山下駅から次駅までは線路沿いに道があって、そこをひたすら歩くだけ。
線路沿いにお花が咲いていました。
出発時は曇りだったけど、気がついたらいつの間にか青空になっていた。
太陽が出てきたので、景色の中に影も出てきた。晴れの日の空の青と木々の緑の中に光と影がある景色が好きです。
そういえば雨雲レーダーが11時ごろにちょこっと雨降るって言ってたから折りたたみ傘持参したけど、全然降らずに晴れたな、と歩きながら思い出す。
11時通り越してもう午後ですが、めちゃくちゃ晴れてるね。
そう思いながら歩いているとすぐに次駅に着きました。
12:49 松原駅(9/10駅)
正直1時間位で終わると思っていた世田谷線沿線歩き、寄り道しすぎて2時間近く経っていました。だがあともう1駅ある。
最後は寄り道せずに向かいます。
12:58 下高井戸駅(10/10駅)
真っすぐ歩いて10分足らず、最後の駅の下高井戸駅に到着〜!
下高井戸駅は京王線と世田谷線の2路線が走っております。
下高井戸は世田谷線と京王線が並走する形で駅舎が作られていた。南(世田谷線側)から向かうと京王線が向こう側なので、階段を上って反対側のホームに行く仕様となっている模様。
世田谷線利用者は階段を上らずそのままホームへ。左手に見えるのが京王線。
正面のホームは世田谷線の降車専用ホームらしいので、右手の改札を通って世田谷線に乗ります。
世田谷線ホームから見た京王線側。
帰りは世田谷線に乗車して三軒茶屋まで戻ります。
バスのような車内。車両の両側の椅子の間は結構ゆったりしてるけど、三軒茶屋に近付くにつれ結構人が多くなっていました。
13:22 三軒茶屋駅に帰還
電車に乗って楽々と三軒茶屋に到着。
下高井戸駅⇔三軒茶屋駅間は17分で移動できます。本当に短い路線だ。
出発時に三軒茶屋駅を撮影していなかったのできちんと撮影。楽しかった!
帰りの自転車キツイかな…と思ったけど、意外と普通に帰れました。漕ぐとはいえやっぱ座ってると違うんやな。
次回への気付き
この日は毎朝のウォーキング(30分)とその後にジムで下半身の筋トレをしてからこの沿線散歩やったんだけど、下半身トレ後の自転車移動(約30分)→沿線散歩→自転車移動②(約30分)はやはり少し大変だった。朝から何も食べずにこれやったからというのもあるかもしれないけど。
ということで次回があれば、沿線散歩をする日の朝は【①朝ウォーキングのみにする/②筋トレもするなら上半身トレにする/③沿線までの移動は電車】のいずれかにしようと思います!
ではでは。
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