トゥイッターでちょこちょこ更新していた通り、先日B’zのWhole Lotta NEW LOVEツアーの遠征のため宮城へ行っておりました。
B’z Whole Lotta NEW LOVE at 宮城 セキスイハイムスーパーアリーナ Day1 🎸
ということで、本日午前から仙台入りしておりました🙋♀️
仙台上陸は昨年7月のHINOTORIから約1年ぶりでございマ〜ス#BzLIVEGYM2019WholeLottaNEWLOVE pic.twitter.com/Ok13jt2lrw— さやか💋B’z/メイク/パフェ活 (@bvigt_bz) 2019年8月8日
B’z Whole Lotta NEW LOVE at 宮城 セキスイハイムスーパーアリーナ Day3でございます〜 うふふふふ🥰#BzLIVEGYM2019WholeLottaNEWLOVE pic.twitter.com/UAv6PMDr4o
— さやか💋B’z/メイク/パフェ活 (@bvigt_bz) 2019年8月11日
これまで仙台は2回行ったことがあるのですが、いずれもLIVE-GYM遠征でして、
会場のセキスイハイムスーパーアリーナでずんだソフトだけ食べてそそくさと帰るという感じでありました。
それが今回8/8(木)・10(土)・11(日)の3日程のうち
8(木)11(日)の2公演のチケットがあったという状況で、9(金)・10(土)は丸1日自由になったんですね。
そんな感じでさあどうしよう、となって浮かんだのが東日本大震災の被災地の今を自分で見に行くこと、そこで真っ先に石巻が出てきまして、行くことにしたということで その記録をつらつらと綴っております。
8月9日(金)
10時18分 仙台から石巻へ
仙台発 10:18 ー 11:16 石巻着 のJR東北本線快速(JR仙石線快速 直通)に乗って石巻へ。
快速だと1時間くらいだけど、仙台から仙石線各駅で行くと1時間半弱かかるみたい。
思ったより大きな駅。
すし寶来にてランチ
事前に調べておいたお店で先にランチです。
駅から徒歩約5分の「すし寶来」さん。
海鮮丼やおまかせ握りなどいくつかメニューがあるのだけど、鮨8貫に鯨のお刺身が付いてくるっていうんで「金華すし」にしました。
鯨のお刺身は赤身だけじゃなくてさえずり(舌)が出てきました。
脂身が多くておいしい。
そして雲丹の軍艦巻きは自分で雲丹を盛るスタイルでした。
大将は黙々と握っている感じなのだけど、色々聞いたら町のおすすめとか様々な事を話してくれた。
中でも初めて知って興味深かったのが この辺り(東北)では捕鯨基地(鯨体処理場)は石巻に唯一あるのみだそう。
思えば考えた事なかったけれど、鯨の解体処理って特別な、というかそれ専用の場所でないと難しいですね。全国に5箇所あるうちの1箇所が石巻のようです。
現在日本にある捕鯨基地
2012年度における農林水産大臣より許可された沿岸小型捕鯨で捕獲された鯨の鯨体処理場の設置場所は、北海道の網走、函館、宮城県の石巻市鮎川、千葉県南房総市和田、和歌山県太地町の5箇所で、山口県の下関が調査捕鯨船の母港として使われた[33]。イルカ漁は北海道、青森、岩手、宮城、千葉、静岡、和歌山、沖縄の各知事より許可されており、このうちイルカ追い込み漁は、和歌山県の太地町と静岡県の伊東市富戸のみで許可されている。ただし富戸では2004年以降の捕獲実績がない。
引用:Wikipedia「日本の捕鯨」
日和山公園へ
店をあとにして、そのまま徒歩で日和山公園へ向かいます。
10分くらい歩くと公園へ続く坂道の下につく。
これを登るのか・・・
この坂道は旧北上川と平行に(?)沿うようにあって、南の海側に向かって上っていく。
道中、草木の間から少しずつ高くなっていく景色と旧北上川や石ノ森萬画館のある中瀬が見えたりする。
このあたりは東日本大震災の時に住民の方が津波から逃れて来たところで、住民の方が撮影した動画などを見た方はなんとなく見たことのある景色ではないかと。
とにかく暑くて汗ダラダラだったんですが、登りきると爽快な景色。大鳥居と神社がある。
南浜町、その先に太平洋が見えます。南浜町のあたりはなにもない。
日和山公園は桜が綺麗で有名みたいです。
石巻ニューゼ・震災伝承スペース つなぐ館
休憩してから下山(?)して、街中心部の資料館に向かいました。
石巻ニューゼ(館内撮影不可)。
石巻日日新聞が東日本大震災直後に手書きで発行して掲示した6枚(6日間)の壁新聞が展示されてる。
地震の規模が赤字で書き直されたりしていた。記者の方が津波から逃げるさなかに振り向いた際の写真とかもある。「振り向いたら家の屋根が追いかけてきてた」と。震災直後の記録が多い。
同じ建物内で隣接してるつなぐ館。津波の映像を残してある。
職員の方が色々お話して教えて下さって「今小学1年生の子は、もう大震災のことを知らない。(壊滅した南浜町や門脇町などの)何も無い今の景色が普通だと思っているけれど、過去には確かに町があり住居があり、人の生活があり、確かにそこで生きていた人が居たということを伝えていかなければならない、残していかないといけない」と何度も仰っていた。
門脇町は4棟だけを残してほとんどの住居は流されてしまったそうなのだけど、職員の方のお一人がその残った4棟の中にご自宅があった方だった。
南浜町・門脇町
前述のつなぐ館で南浜町にもつなぐ館があることを教えて貰い、一回駅に戻ってタクシーで向かった。
タクシーのおじちゃんに日和山公園まで徒歩で行ったことを話したら、「歩いてあの坂を登ったの?それは・・・地元の人でもしないねえ(笑)暑かったでしょ」とのことでした。そうですよね~
南浜町は南浜町一帯の景色をドローンで撮影し続けていて、津波で町が無くなる前の景色と合わせて経過を伝えていくために残していっている。
つなぐ館ではそのドローンによる映像と、津波から逃げ延びた人の当時を回顧する話などが放映されてる
皆津波の恐ろしさをしっているようで知らなかったから、実際に来るまではどこかゆったりとした気持ちがあったという話が印象的だった。
多分、私もそうだと思う。万一を考えて逃げはするだろうけど、心のどこかでそうは言っても大丈夫じゃないかと思ってしまうと思う、あの映像を見る前だったら。
津波の映像はショッキングで見るには辛いものがあるけれど、一方で未来の人に伝える手段としてはこれ以上ない資料だと思っているし、映像が残ったことの意味は大きいはずです。
実際、一度高台へ避難したものの 一旦揺れが落ち着いてきたところで自宅の様子を見に行ったり、子供が帰ってくるかもしれないと家に戻ったりして、一度助かった命が助からなくなってしまったというケースがかなり多かったよう。
がんばろう石巻。
南浜町一帯は、また遠い将来に同じことが起きるであろうことから危なくてもう住むことが出来ないので、町は作らず今後は復興祈念公園(石巻南浜津波復興祈念公園)となるようです(2021年3月までに完成予定とのこと)
今は工事中で、更地のようになっています。
震災遺構 旧門脇小学校跡
南浜町エリアから道路を挟んだ北側にある門脇町にある、旧門脇小学校跡。
つなぐ館からも見えて、徒歩10分くらいで着く。
6mを超える津波に襲われた後、その後の火災で校舎が燃えてしまった場所です。
門脇町のあたりは復興住宅がいくつか建ってて、道も綺麗に整備し直されてる。
とても綺麗なのだけど、8年経ってようやくこの段階かと思い、復興の大変さを実感する。(「実感」ではないかもしれませんが)
「マンガッタンカフェ えき」にて電車待ちがてら休憩
タクシーで駅まで戻り、電車の時間までかなり時間があったので駅の「マンガッタンカフェ えき」に入りました。
改札外からと改札内からとどちらからも入れる。待つのにいいですな。
ここの赤葡萄ジュースが凄くおいしかった。
15時54分 石巻から仙台へ戻仙
石巻で日和山公園行き終わった後くらいから喉に風邪の前兆のような違和感と若干の痛みを感じておりまして、仙台駅エスパルでスタミナつきそうな夜ご飯食べてホテルに帰ったのでした。
仙台駅エスパルB1Fの炙屋 十兵衛にて、「比内地鶏とうなぎの親子丼」
昨日の夕食は親子丼🐣
鰻入ってるの最高〜〜〜1,550円です。
#仙台グルメ pic.twitter.com/5GqxAUMSkP— さやか💋B’z/メイク/パフェ活 (@bvigt_bz) 2019年8月10日
夜は鼻ズビズビさせてた。
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