33歳 休職からの転職活動まとめ

33歳 休職からの転職活動まとめ お仕事

 

数ヶ月の休職を経て、先日転職先が決まり転職活動が終わりました。

Twitter(X)でお祝いや労いのリプを頂いた皆様ありがとうございました。(Xと言うべきなんだかTwitterなのか、面倒だな・・・)

無事に転職活動が終わったので自身の備忘・記録とご報告がてら纏めていきます。色々な状況と心境も書いているので、転職+休職についての話という感じです。

転職活動をするまでの経緯

転職を考えるに至るまでを遡ると、今年始めまで遡る。時系列で簡単に纏めるとこのような感じです。

1月:部署異動 ⇒ 激務
2月:適応障害・抑うつ の診断 ⇒ 一週間程 有休を取得
3月:職場復帰 ⇒ 同時にやんわり転職活動を始める
6月:再び適応障害診断 ⇒ 月末から休職へ
7月〜:休みながらゆっくり転職活動

今年1月に部署異動をしてからの激務で色々やられてしまい、2月に適応障害・抑うつ診断が出たわたくし。休職は選ばずに、一旦有給休暇を取る形で休日含め1週間程お休みし、復帰していた。

その後、実は復帰後からやんわりと転職活動を始めていた。履歴書・職務経歴書の作成やそもそも何の職種で転職するかといったことを考えるなど進めていたのです。

というのも、前職⇒現職への転職ではジョブチェンジを目的としており、ジョブチェンジを希望した事にもそれなりの理由があった。故に、これらの経緯があった上で再度転職をするとなると「現職のポジションを続けるか?前職の職種に戻るか?」の部分を改めて棚卸しして考える必要があったのです。

 

このあたりの棚卸しは後述するとして、このように実は結構前からやんわりと転職活動を進めていたのですが、仕事に復帰すると忙殺されてしまう日々が続き、きちんと考えて転職活動が出来ないんですよね。どうしても今の環境を脱するための逃げの転職のようになってしまう

職場復帰から休職に入るまでの約3ヶ月のうち後半は、もうだいぶ疲弊していた。B’zのツアーも始まっていたけれど、レポなどを見て盛り上がったりする気力もなく、何もかもの情報が何の意味もなさない状態になっており、脳機能がショートしているような感じになっていた。まだ余裕のあった時に確保してたビーパ先行枠のチケットが確保出来ているだけだったけれど、その他のチケットを申し込みしようとする気力も湧かなかった。友人を誘おうかとチラついたが、友人を誘うというアクションすら出来なくなっていた。加えて、この頃は(もう駄目かな…)とおそらく本能的に感じており、休職後だか退職後だかの生活を考え始めていたので、もう殆どの娯楽や私生活を手放していました。

このような状態でも、仕事を全うしなければと思うタイプのわたくし。責任感は時に自分自身を苦しめるよね。どんな特性も良い面、悪い面、程度があるのである。

そしてある日の出社日(職場は在宅と出社のハイブリッド)、夕方にふと「また明日ここに来るのか、無理だな」と心が折れて停止し、オフィスのデスクにある私物をこっそり全てカバンに詰め込んで帰った。歯ブラシとハンドクリームくらいしかありませんが。

この前日から、ストレス反応の新たな症状として大腸を雑巾のように絞られているような腹部激痛・疝痛が現れたりしており、いずれにせよ病院に行こうと決め、翌日は残りわずかの有給休暇を取得。

心療内科で再度適応障害の診断を受け、「一ヶ月はあっという間だよ、2度目だし3ヶ月は休んだほうがいい」と言われ、もう戻るつもりもないし脳を正常に戻したいし、と思って休職に入りました。

転職の軸・こだわり

このような経緯で転職活動を始めたわけですが、一定期間の休養を挟んだのち、転職活動を始める前に転職で重きを置きたいポイントや条件などを考えていたので、纏めておきます。

職種

先に述べたように、今回の転職にあたってどの職種(ポジション)で転職するかを棚卸ししたわけですが、前職の秘書を軸に、プラスでその他の部門の業務も一部行う、というような求人で探すことにしました。その他の業務に関しては、具体的には広報or経営企画。

理由としては、秘書以外の業務を経験して経営を秘書とは違う視点で見たかったことや、経験ポジションを増やしたかったということが大きな理由。秘書は既に長らく経験があり(だからといってプロフェッショナルではないのですが)、面接でも経験として申し分ないといっていただけることが多いので、ここから更に人材としての価値を上げるには業務経験・ポジション経験の幅を増やしていくのがいいのかなと。

その上で、広報は現職(部署異動前)で経験があり活かせるので候補として1つ。広報に関しては「会社を対外的にどう見せるか」という視点が必要で、この視点を極めて発信できる能力があると先々良いかなと。

更に、経営企画業務も候補として入れました。経営企画に関してはシンプルに興味があったからで、実務として経営に関わる経験をしてみたいなと。

一旦これらの方向性を決めておいて、今後選考を通じて向き不向きの気付きが出てきたりもするだろうということで、走りながら柔軟に変えていくことにしました。

その他の条件面

その他にこだわった条件面は、優先度が高い順に以下のとおりです。

  1. 年収
  2. リモートワーク可能
  3. 通勤が楽
  4. 業界 ※途中から追加
  5. 現職の経験と現職以前の経験の両方を活かせ、かつ経験業務の幅が広がること
  6. 上記全ての希望が同程度でマッチする企業複数から内定が出た場合、共に働く人や代表者、社風との相性(面接時に分かる範囲で)

順に詳しく記述していきます。

1.年収

現職は未経験で入社したこともあり、前職の給与からは少しダウンして入社していた。今回は現職・前職共に経験があることと、現職以前の経験も活かす形で即戦力として入社することを想定していたので、年収アップは重視しました。

2.リモートワーク可能

通勤時間を無駄に感じるタイプであり、一人で仕事をすることにも孤独を感じず、というリモートワークに最適化された人間なので、最低週半分はリモート可能な企業に絞りました。フル出社の会社は絶対無理。

秘書のポジションでフル出社NGとなると結構絞られるんですが、それでもこの点は譲れないポイントでした。この点を妥協して入社すると確実に続かないので、必須の条件です。

コロナ禍になってからはリモートワーク前提で1日スケジュールを組み立てており、それがしっくりくるのでこの生活のまま日々を運用していけることを重視しました。

3.通勤が楽

通勤が楽の基準は「乗換なし」「ドアtoドア30分以内」です。とにかく通勤に手間と時間をかけたくないんや…

4.業界 ※途中から追加

業界はいくつか面接をしていく中で重要になってきたので途中から追加しました。具体的には以下のようなところです。

  • コンサルティング
  • 投資顧問会社
  • プライベート・エクイティ
  • ベンチャーキャピタル
  • 士業(税理士法人・弁理士法人・監査法人など)

というのも、これまでの経験と面接を通じて働く人や社風と合うなと感じるのがこれらの業界だったから。また、コンサル系企業で働いていた経歴を持っている上で上記の業界を受けると、面接において双方の話の理解が早く、イメージが湧きやすいのでスムーズなのです。

私は職歴が多いほうなんですが、コンサルファーム系の企業のほうが居心地が良くて働きやすく、ストレスが無いよなということは前々から感じていました。長く勤めた企業は総じて上記業界で、感覚的にマッチしているのです。逆に事業会社は部門の垣根などがあって面倒だなと。

ただ何が理由でそう思うのか、という点は言語化できるほどわかっていなかったのですが、おそらく組織体制の違いから醸成される社風やフラットさの違いではないかなと思っています。

※これを説明しだすと長くなるので割愛

5.現職と現職以前の経験の両方を活かせる/経験業務の幅が広がること

現職で部署異動をしてからは大変でしたが、入社時の(異動前の)メディア運営・広報といった職種自体は好きであり、経験した業務も多かったので何かしらの形で活かせることを重視しました。

また、現職以前に秘書を7年程しており、こちらは現職よりも即戦力人材としてより高い水準で採用してもらえる可能性が高いのではないかな、という予想の元 秘書経験も活かせるポジションを希望。秘書は足がかりとして使って、同時に広報等の他業務の経験値も上げていけそうなところを探すことにしました。

6.共に働く人や代表者、社風との相性(面接時に分かる範囲で)

上記1〜5全ての希望が同程度でマッチする企業複数から内定が出た場合、最終的には一緒に働く人との相性と社風がマッチするかを決め手にすることにしました。

優先順位としては一番最後にしたものの、相性は大事。

転職活動開始から内定まで

休職開始から2週間程:休養に専念

一旦3ヶ月で、ということで6月末から休職に入ってしばらく休養に専念し、徐々に転職活動を開始。

休職前は睡眠障害も出ていて、睡眠時間が5時間位の日々が続いており(早朝に強制的に目が覚めてしまう)、その反動か、安心したのか、休職初日の朝目が覚めたら11時でした。昼じゃん。

そのような調子でまずは休養が必要だったので、2週間くらいはただダラダラして過ごしつつジムには元気に行き、ご飯もいつも通り食べていました。ちなみにジムは激務中も通っていました。

7月中旬〜:転職エージェントや転職サイトに登録、求人チェック

7月半ば頃から転職エージェントや転職サイトに登録。厳選して登録する人のほうが多数派?かはわかりませんが、私は時間が存分にあったので様々なエージェントや転職サイトに登録して見比べたりしていました。

ただ、たくさん登録するとその分プロフィールや経歴を登録する手間が増えるので、働きながら転職活動する場合は絞ったほうが良いと思います。

※転職サイト・転職エージェントについては別記事で纏める予定です

8月:いくつかの選考の選考を経験したのち、応募企業の精査

7月中に応募した企業のうち、8月中に5社程(具体的には忘れた)書類選考が通過し、一次面接と最終面接まで受けた企業もありました。

この期間の選考を通して、前述した業界とのマッチ度が自分の中で重要度高だと感じたので、新規に応募する企業を絞っていきました。

また、最終的に内定を受諾した企業を含め、後々の最終候補となる企業に応募したのも8月上旬で、8月はかなり活発に動いていたように思います。夏季休暇もあり選考に時間がかかるのがもどかしかった時期です。

9月:最終面接から内定

最終選考で候補企業として比較検討することになった計3社の一次面接(企業によっては+二次面接)を受けていたのが8月下旬〜9月上旬。

一次面接の時点で第一志望の企業は固まっていて絞るか迷ったのですが、いずれの企業も異なる理由でそれぞれ魅力的ではあり、かつ3社全てから最終面接の機会をいただいたので、いずれも最終面接を受けました。

冒頭に貼り付けたツイートの通り、B’zの35周年記念日のPleasure公演のための大阪遠征の前後に各社の最終面接(一社は前週)を詰め込むギチギチスケジュール。時間なさすぎて逆に考える事が少なく、それが良かったのかもしれない。

その翌週に3社全てから内定通知を頂き、第一志望の企業に内定受諾の旨をお伝えして転職活動が終了しました。やった〜〜〜〜!!!

内定受諾まで:比較検討・決め手など

最終候補の3社はこのような感じでした。志望度順。

業種 魅力点 懸念点
1 投資ファンド・FA・PE 年収、業界・社風マッチ、リモート可、通勤が楽、広報業務有 英語力の向上が必要
2 上場企業 業界大手・上場企業、年収 通勤が面倒
3 不動産 通勤が楽、リモートワーク可、代表の方との相性 年収、事業への興味度合いが低い

※上場企業は特定防止のため業界を伏せています

上場企業は正直惹かれたが、手堅さやネームバリューで決めても自分に合った職場環境かは別なので最終的にはやめました。面接対応してくださった方や役員さん、人事の方も良い方で雰囲気も良かったんだが、どうしても「入社楽しみ!」とはならなかったのです。このモヤモヤを抱えて入社してもいい方向に進まないな…と。あと通勤が絶妙に面倒で、こんな理由で申し訳ないのですが。

最終的には投資ファンド系の企業にした。最初から代表の方と面接だったんですが、直感的に「あ、この人と合うな」と思ったのが一番の理由。その後もうお一人の役員の方ともお話し、社風や業務の内容、得られる知識、業界への興味度が強い、など求めるものが揃っていたので、当初から第一志望だった企業に。

長々と書きましたが、無事に内定出てよかったです。

入社までまだあと一ヶ月ほど休養期間が残っているので、ゆっくり過ごそうと思います〜

ではでは。

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